競技者

流鏑馬技能認定(流鏑馬ライセンス)

流鏑馬技能認定(流鏑馬ライセンス)は、競技規則及び安全で合理的な流鏑馬基礎理論に関する実技審査と学科試験を行います。

この認定制度は、乗馬人口の拡大と新たな馬の活用、そして馬を使った観光資源として、地域に根ざした安全に楽しめるスポーツ流鏑馬普及を目的とする連盟公式大会においての必須事項と指定し、また競技者にとっては、自身の競技成績を正当に評価してもらうために必要不可欠な情報と安全に関する最新動向を得る機会として制定しました。

本試験に合格し認定登録をし、活動実績を積み重ねれば、さらに上位の資格を得ることも可能となります。加えて、認定指導員として貢献していくことも可能です。以上のことから、連盟では、全ての登録選手に対して取得を強く勧めます

試験内容

本制度は、技術の優劣を競うためのものではなく、流鏑馬の本質を守り、継承していくための体系です。

「形」を学び、「やり方」を深め、そして「考え方」を体現する。その歩みこそが、流鏑馬の伝統を未来へ繋ぐ道であると考えています。

◆ 3級 ― 形を学ぶ

流鏑馬の基本的知識、道具の名称、専門用語を理解し、正しい弓手射を体現できることを目指します。

まずは「正しく行う」ための基礎を身につける段階です。

学科内容

・安全知識

・スポーツ流鏑馬の意義の理解

・馬および弓使いの基礎知識

・騎乗姿勢の基礎知識

実技内容

・弓手射

・乗馬および下馬

◆ 2級 ― やり方を深める

基礎知識に加え、安全意識を備え、下方射を含む実践的技術を体現できることを目指します。

正しい手順と安全管理を理解し、安定した技術を示す段階です。

学科内容

・流鏑馬競技ルール

・馬捌き

・安全意識

・馬具の名称

・馬体の名称

・弓使いの基本姿勢と応用姿勢

・素馳

実技内容

・弓手射

・下方射

◆ 1級 ― 考え方を体現する

1級は、単に技術の高さを認定する資格ではありません。

流鏑馬の「考え方」を理解し、その理合を日本語で正確かつ論理的に表現でき、さらに馬上において安定して体現できる者を認定します。

結果よりも在り方を重んじ、技の意味を語り、示すことができる技術者。

それが流鏑馬ライセンス1級です。

【学科試験】

・理論的理解(日本語)

・事前課題レポート提出

・当日記述試験

日本語による記述試験およびレポートにおいて、内容を正確かつ論理的に表現できていることを求めます。

【実技審査】

〈技術者基準〉

・技術を単なる動作ではなく、流鏑馬としての理合として捉えていること

・馬・弓・騎乗姿勢の関係性を理解し、力技ではない技術構成ができていること

〈総合評価基準 〉

・見る者に対し、安全性・合理性・美しさが伝わる技術であること

【審査体制】

流鏑馬ライセンス1級は、上級指導員および中級指導員の2名により審査されます。

スポーツ流鏑馬の技術者として十分な水準に達し、その在り方を安定して示せる者を合格とします。

本制度は、技術の優劣を競うためのものではなく、流鏑馬の本質を守り、継承していくための体系です。

「形」を学び、「やり方」を深め、そして「考え方」を体現する。

その歩みこそが、流鏑馬の伝統を未来へ繋ぐ道であると考えています。

ライセンス認定実施施設

ライセンス認定は、下記の施設で実施されます。

十和田乗馬倶楽部